上顎前突【じょうがくぜんとつ】
別名が(出っ歯)とも言われ、見た目に上の歯が前につき出ている噛み合わせを上顎前突と言います。
顎の骨に問題がある場合と、歯だけ前に出ている場合とがあります。下顎骨が小さいことが原因とする上顎前突が約70%であるとの報告があります。 うまく噛むことができません。転倒すると歯や骨を折ったり、唇を切ったりする可能性が高く、見た目も良くありません。
子供の場合
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原因としてもっとも多い下顎骨が小さい上顎前突
上の歯が前に飛びでしているので、良く噛めない状態です。また、特に横顔を見ると上唇が突出して口元の出っ張りが著しく目立っています。普段は口が閉じられません。無理をして口を閉じると口の回りやあごの部分の筋肉が緊張してこのようになります。
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上の歯並びが全体的に前方へ位置している上顎前突
上の歯並びが全体的に前方へ位置している場合、奥歯に原因があります。上顎大臼歯遠心移動装置で上の奥歯を後方へ動かし後、前方の歯を後方へ引っ込めて正しい咬み合わせにします。
大人の場合
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上の歯が前に飛びでしているので、良く噛めない状態です。また、特に横顔を見ると上唇が突出して口元の出っ張りが著しく目立っています。普段は口が閉じられません。無理をして口を閉じると口の回りやあごの部分の筋肉が緊張してシワができます。